落ち着いて利益をあげたい方には、時間足チャートがお勧めです。
株式投資をしている方のなかには、デイトレードを手掛けている方も多いと思います。
デイトレーダーの方には、時間足チャートを使われることをお勧めしたいと思います。
おそらく、デイトレーダーの方は5分足や15分足、30分足チャートを使用している方が多いと思います。
しかし、分足チャートですと「だまし」も多く、損切りを余儀なくされるケースが多々あると思います。
そういった「だまし」を回避して、できるだけ確実に値幅を獲得できると思われるのが、時間足のチャートです。
例えば、2時間足チャートが有効と思えます。
日経平均株価のCFDの2時間足チャートを例に挙げます。
2時間足チャートの、5本足移動平均線と25本移動平均線を用いて、5本足が25本足をゴールデンクロスすれば「買い」、5本足が25本足をデッドクロスすれば「売り」という判断基準で売買するとします。
2015年1月の1ヶ月間を例に検証してみます。
1ヶ月間で16回、移動平均線がクロスしています。
そして、約800円の利益がでる計算となります。
2015年1月は日経平均株価は17400円でスタートしましたから、約4.5%の運用利回りとなります。
ちなみに、4時間足チャートで2015年1月の日経平均株価を検証してみますと、9回移動平均線がクロスしています。
そして、約700円の利益を計上できる計算となります。
どの時間足のチャートを使うかによって、損益の額は変動しますが「だまし」の回数が大きく減少するため、投資家の精神状態には大変良いことだと思います。
分足チャートを使いますと、どうしても精神的に一喜一憂することになります。
落ち着いてトレードしたい方には、時間足チャートを使う方が適していると思います。