静岡県西部 浜松市の経済事情
静岡県は大きく分けると東部の静岡市、西部の浜松市が政令指定都市で2分されます。
西部は浜松を中心として掛川・磐田市までを含めたどちらかというと中京地区に物流がシフトしています。
日本全体が人口減少していく傾向の中、政令指定都市になった7年前の勢いはさすがにないものの、人口減少は踏み留まっていると言って良いでしょう。
それは雇用が手堅くあるからです。
雇用の中心はモータリゼーション関係の企業が堅調だからです。
企業発祥の地にしっかり根付いているホンダ、自動二輪で後を追い、独自の顧客を掴んだヤマハがあります。
この2社を中心として産業の裾野が大きく広がっています。
電子部品を中心に世界的企業浜松ホトニックスや電子楽器のローランド、半導体素子製造会社等々ユニークな会社がしっかり根付き県内経済・雇用を支えています。
また地場で全国的知名度を持つ"うなぎパイ"の春華堂も工場見学で観光客を誘致し根強い人気があります。
このように浜松市は昭和の高度経済成長で伸びた企業がしっかり根付いて、更に今後飛躍を遂げようと頑張っていることです。
地域経済をけん引する企業と相まって学術・文化面でも静岡大学工学部、浜松医科大学という国立大学を擁しています。
高校も全国的にトップクラスの進学校もあるのも教育環境を住宅選びの際、大きなメリットとなります。
浜松は東名高速道路が中央に東西に亘って走り、2か所のICを持ち、その結果北部の開発が進んでいます。
ここが戸建住宅のニーズを喚起しています。
浜松駅を中心とした都市部のマンション群、北部の戸建住宅群それを結ぶ遠州鉄道と遠州バス網で、利便性が高い都市と言えます。