中古物件のススメ①
増税前には「住宅購入ブーム」も巻き起こりました。
今回は新築物件ではなく、中古物件の購入の際の住宅ローンとリフォームローンを紹介したいと思います。
中古物件には持ち主が転勤で売りに出しているマンションや、相続税対策で手放す一戸建てなど掘り出し物も多く、おオススメです。しかし住宅ローンに関しては注意も必要です。
■中古の築浅の物件ならば融資対象
中古物件の場合、一戸建て木造建物の担保評価は築20年でほぼゼロになります。再建築不可の物件は融資の対象外となってしまいます。
また中古マンションは取り扱うが、中古の一戸建て住宅は取り扱わないという銀行もあります。
築浅の物件ならば融資対象となりますが、担保評価の観点から、建物の耐久性や構造によって借入期間が短くなったり、借入金額が少なかったりします。しかし借りる側から見れば、新築を買って長い住宅ローンを組むより、割安な中古住宅なら今後の人生設計がしやすいのでメリットでもあります。
例えば、住宅金融支援機構の住宅ローン「フラット35」は、物件が一定の条件を満たすこと証明する「適合証明書」が必要になります。条件が細かく定められており、不適合物件は融資対象から外れてしまいます。
「フラット35」はお金の審査は緩めだが、建物に関しては少し厳しくなっています。このように欲しい中古物件に出会ったら、まずは融資をしてもらえるか確認をしてから、購入の検討をすることをオススメします。