定住時の支援・助成制度【三重県尾鷲市】
尾鷲市は三重県南部に位置し、東側を太平洋に面した人口およそ2万人の自治体です。
熊野古道のひとつであり、伊勢神宮と熊野三山を結んでいる伊勢路が市内をとおっています。
太平洋に面していることから、漁業がさかんであり、また、暖かく、雨の多い気候から林業も発達しており、良質の木材、「尾鷲ヒノキ」がよく知られています。
尾鷲市では、移住、定住促進をすすめており、それらの支援制度を紹介したいと思います。
「空き家バンク」
尾鷲市ホームページに開設されている空き家バンクには多くの空き家が登録されていて、それぞれの物件について、間取り、電気やガス、下水道などの状況、賃貸か売物件か、役場や病院などの重要施設までの距離はどのくらいか、といった各種情報を得ることができます。行政による運営のため物件情報だけでなく生活情報も得られるそうなので、利用してみてはいかがでしょうか。
(尾鷲市空家バンク http://www.city.owase.lg.jp/contents_detail.php?co=new&frmId=11732)
「任意の予防接種無料」
子どものための予防接種には、BCG、日本脳炎、4種混合、水痘(みずぼうそう)などの各種がありますが、尾鷲市ではこれら以外の予防接種も含めて、多くの種類の予防接種を定期予防接種として、無料で受けることができます。
(子どもの定期予防接種 http://www.city.owase.lg.jp/contents_detail.php?frmId=11792)
「医療費助成」
尾鷲市には「子ども医療費助成制度」があり、小学生以下の子どもについては入院費、通院費の両方、中学生については入院費のみ、保険一部負担金相当(窓口で支払う金額)が助成されます。
所得制限があるので、子どもを持つ家庭すべてがこの助成をうけられるわけではないですが、それでもあればたいへんうれしい制度です。
(乳幼児医療費助成制度 http://www.city.owase.lg.jp/contents_detail.php?frmId=7740)