定住時の支援・助成制度【三重県伊賀市】
伊賀市は、三重県西部の県境にある自治体で、滋賀県、奈良県、京都府と境を接しています。
いわゆる平成の大合併によってその人口は大きく増え、2010年の国勢調査では約97000人の人口を擁しています。
伊賀忍者の発祥地であり、また、あまり知られてはいませんが松尾芭蕉の生誕地でもあります。
そんな伊賀市の移住、定住のための支援制度,助成制度を見てみましょう。
<移住促進のための空き家リノベーション支援事業>
これは三重県外から伊賀市へ移住する人が、市内の空き物件をリフォームして住む場合に、その費用の3分の2以下、最高200万円までの範囲で補助金を給付するというものです。
注意が必要なのは、条件が「市外からの移住」ではなく「県外からの移住」である、というところでしょうか。
(移住促進のための空き家リノベーション支援事http://www.city.iga.lg.jp/ctg/25090/25090.html)
<福祉医療費(子ども)助成制度>
市内に住む小学生以下の子どもを対象とした助成制度で、入院、通院の両方について実質無料で医療をうけることができます。
ただし、原則的には事前に申請が必要で、医療機関にかかってからひと月以上経過してからの給付はうけられませんので注意が必要です。
また、所得制限もありますので、622万円以上の所得がある方は助成がうけられないかもしれません。
2015年9月からは中学生の通院についても助成がうけられるようです。
(福祉医療費(子ども)助成制度 http://www.city.iga.lg.jp/ctg/20900/20900.html)