夏の風物詩~ホタルを観に行こう
■【志賀高原石の湯】長野県
長野県の志賀高原にある石の湯。
日本一高いゲンジボタルの生息地(標高約1600m)であり、成虫の発生期間も日本一長い(5月から10月)という特徴から、国の天然記念物に指定されています。
7月上旬~8月中旬の日没~1時間位の最盛期には、数百匹ものホタルの乱舞を見ることができるそうです。
■静かにゆったりと観察
ホタルは互いの光を確認しながら様々な交信をしています。
飛びながら発する光にも多くの意味があるものと思われます。
子供たちがおもしろがって、ホタルを追い回してしまうと、そこで会話や情報交換が途絶えてしまいます。
その活動を邪魔しないようにしたいものです。
最盛期になると、道路を歩いていてもホタルが飛んで来て体や頭などに止まることがあります。
こうしたホタルは手でそっとたたくようにして、もう一方の手のひらに落として乗せ、そばのある植物の葉の上にのせてあげましょう。
観察したら、仲間のいるその場所で生活できるように戻してやりましょう。
次代に引き継ぐべき自然の姿をまもっていきたいものですね。